SSブログ

Our Delight (Tadd Dameron,'57)

トミーのおもかげ.jpg
今日は、われわれトミー・フラナガン愛好会にとっても?特別な日?
51年前にストックホルムで、OVERSEASがレコーディングされた日のようです。
ということで、生前のフラナガンが好んだという白い百合の花が、今日の写真です。
この花は、森の中の絵本館で、今咲いています。
そして、今日の曲は、そのトミー・フラナガンの唯一の弟子の
大阪のJazz Club OverSeasの寺井尚之さんの、最初の
フラナガン研究の珠玉のCDである、Anatommyの第一曲め。
もうひとつ忘れてはならない8月15日と、あわせて月並みながら
明るい明日が広がるよう、各自最善を尽くしたいものです。
それにしてもOur Delight=戦後すぐにこんな名曲が作られているのですね。

NYのライブハウス、ヴィレッジ・バンガードで、トミーにハグしてもらってさよならして
から、もう7年がたちました。
白い百合の花をみると、トミーを思い出します。

昨日の夕方、あんまりDizzyが外に出たいとなくので、ひもにつないだまま出して
おいたのですが、そろそろ入れようと見に行くと…。
あれ、Dizzyがいないよ!抜けたひもを持ち上げ、見回すと、・・・いました。
ずっと、テラスの下でむかえに来てくれるのを待っていたようでした。
呼ぶと、すぐによってきたのですが、まだ、さんぽがしたいよ!とひもがついていない
のに、いこうよ!というようすのDizzy。
館長がつかまえようとすると、逃げるし、もうこのまま、外猫か!
でも、知らんぷりして草むしりをしていたら、Dizzyの方からやってきました。
マリー・ホール・エッツの「わたしと あそんで」、みたいでした。
自由に中も外も出入りさせてあげたいような気にもなるけれど、自動車の出入りの
ときにごめいわくをかけてもいけないし、やっぱり、さんぽ、までね!

今日のおすすめ絵本は、「ぼうさまになったからす」  偕成社
               文・松谷みよ子  絵・司 修 
               松谷さんが、採話の旅をしているときに出会った話だそうです。
               村の男たちが戦争にでかけて、死んでいったころ、あんなに
               たくさんいたからすたちが、いなくなってしまった。
               それは、息子を失っても、夫を失っても、涙も出せない家族の
               ために、海を渡って、お経をあげに行ったんだ。
               ぼうさまになって。
               松谷さんは、また軍靴の音のする時代が近づいているのでは、
               と、最後のページに付け加えました。
               からすよ、もう二度と、~海を渡るな~、と。
ぼうさまになったからす.jpg
               

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。