The Girl From Ipanema(A C Jobin,'63)
夜の風雨で森の中の絵本館の裏のクルミの木から実が落ちてきます。
ひろいにでたら上からボトンという音が(おおげさではありません)して
こんな大きなあおむしが。なにになるのだろう?
夏はボサノバ?ですかね? ( 館長 )
裏庭で先日ヤマカガシを見かけたので、しっかり長ぐつはいて防備をしての
くるみ拾いです。
巨大な毛虫、15、6㎝はあったでしょうか、頭の上に落ちてこなくてよかった。
巨大な、蛾になるのかなぁ。
きれいだったら、いいなぁ。
今日は、山中湖報湖祭前夜祭です。
花火が見られるかな。明日の花火は、とっても楽しみです。
きょうのおすすめ絵本は 「はらぺこあおむし」 偕成社
エリック=カール さく / もり ひさし やく
くいしんぼうのあおむしが、毎日おいしそうなものを
食べるので、見ている子どもたちは目がきらきら。
ふとっちょになったあおむしが、さなぎから出てくる
ページをめくるときも、期待でわくわくします。
何度読んでも楽しい美しい絵本ですね。
Meditation On A Pair Of Wire Cutters(Charles Mingus)
ついに森の中の絵本館の畑でも隠元が収穫できました。
禅の心で食したいと思います。 ( 館長 )
今日のテーマ曲はミンガスの曲で、ワイヤーカッターの上の瞑想とかいう
わけのわからないものだそうで、しかも長くて、全部聴くのも修行だなぁと
言っていました。
山中湖の土は、地熱が低いんだそうです。
昨年教わったように、5月に耕して6月までマルチという黒いビニールを
かけておきました。
そうしたら、やはり日当たりも一番いいところということもあり、収穫が
できるようになりました。
この土地にあう野菜や花たちは、なにかなぁ、見つけたときはとても
うれしくなります。
今日のおすすめ絵本は、「そらまめくんとめだかのこ」 福音館書店
《こどものとも》傑作集 なかや みわ さく・え
ふわふわベッドが自慢で大事にしているそらまめくん。
でも、仲間のためならこのベッドだって使うよ!
水の中のようすが涼しげな絵本です。
Ornithology(C Parker,B Harris;'46)
山中湖とその周辺の森には、いろいろな鳥が生活してます。
森の中の絵本館の水場にも、いろいろな鳥たちがやってきます。
じつはこの辺は、溶岩台地なので水がたまらないために自然の水場がほとんどなく
絵本館の水場にやってくるようです。 ( 館長 )
水浴び場は、絵本館の裏で人も通らないので、森から小鳥たちがこっそり来て
次々と仲良く使っていきますが、テラスの小鳥のエサ台の方はにぎやかです。
カワラヒワが群れで来て、中でも強そうなのが一人占め。
たまにケンカもします。
最近まだ白っぽい頭の幼鳥も来るんですが、順番はなかなか来ない。
やっと大人の鳥たちが行っちゃったと思ったらもうヒマワリの種は残ってない。
仕方ないからとエサを足しに行くと飛んで逃げるでしょう。
また大人の鳥たちがやってきて…。
と、キリがありません。
いったい、弱い鳥はどうしてるんでしょう。
ヤマガラたちは、種類の違う鳥も一緒に群れになってあらわれ、サッとエサを
くわえていくんですけどねぇ。
ということで今日のおすすめ絵本は、「とりどりのとり」 クレヨンハウス
佐々木マキ
佐々木マキさんは村上春樹さんとの共作?もあって、森の中の絵本館を
流れるトミー・フラナガンをはじめとする音楽に、ピッタリです。
とりはとりでもしりとりとか、ぽとり、とか、楽しい言葉遊びの絵本です。
明るく笑いたいときに、いかがでしょう。
Stumpy Bossa Nova(C Hawkins)
今日の山中湖は雨も降り涼しい1日でした。神戸からいらっしゃったという
お客さま方は「(神戸は日中)36℃で、夜も29℃もあった。」と、話して
いらっしゃいました。そんな下界をよそに森の中の絵本館は涼しい。
前の森の中を通って来る風はさわやかです。
夏はやっぱりボサノバ!? ( 館長 )
夕方は雨が降るというので、ジョギングをかねて朝のうちに5kmほど離れた
郵便局まで行ってきました。
走り始めはよかったのですが、湖岸の道路も日差しがあたると熱いこと熱いこと。
顔が真っ赤になりました。
裏のくるみの木からぼとんぼとんと実が落ちてきています。
リスや、ノネズミ、それにかたい殻も平気でかじる虫たちにも負けないように
毎日みまわって拾い集めています。
自家製クルミのケーキを作るのを楽しみにしています。
今日のおすすめ絵本は、「森にいこうよ!」 小学館
〔文〕C.W.ニコル 〔絵〕松岡達英 〔監修〕田中康夫
ニックおじさんは黒姫山に住んでいるC.W.ニコルさんの
ことです。
アファンの森は実在する里山の森です。
人々の生活を豊かにしてくれる里山は、森を守り、育てて
いく人たちがいないとできないのだそうです。
ニックおじさんや、森の動物たちのほほえましい生活ぶりが
松岡達英さんのすばらしい絵で紹介されています。
食べたり食べられたり、自然の中の命のことだって考えさせ
られますね。
Once In A While(M EDwards,'37)
高原とはいえ森の中の絵本館のある山中湖も暑いです。
でも、都会はもっと暑いことと思います。看板ねこDizzyも
ほとんどお昼寝してます。
DIzzyも去年は少しの間ノラだったことも、今は安心して
夢も見られてるかな?どんな夢を見てるのだろうか。 ( 館長 )
山中湖は涼しいですか?とお客様にたずねると、皆さん「涼しいですねぇ。」
と、おっしゃいます。
クーラーなしで、過ごせる場所も貴重かもしれません。
木陰をわたる風は気持ちいいものです。
きょうのおすすめ絵本は猫ではなくて 「のらいぬ」
至光社 国際版絵本
谷内こうた 絵 蔵冨千鶴子 文
夏の暑い日、見つけたのは、だれ?
とべ のページは思わず続いてとびだすのであろう
犬の気持ちになって、どきどきします。
谷内こうたさんの絵がまた、すてきで、余韻もあり
感動する絵本です。
❤ お知らせ ❤
夏休み期間中、ご希望の方は「森の木工工作」体験ができます。
木の実や小枝などを使って、虫や、動物、花や顔など自由に作ることが
できます。
人形劇、絵本読み聞かせも、ひきつづき、やっております。
Blues For Dracula(Johnny Griffin)
7月25日にジャズ・サックス奏者のジョニー・グリフィン
(1928年4月24日シカゴ~イリノイ州生)が亡くなったそうです。
ことしに次々とビッグネームが亡くなっていくような気がします。
これからジャズミュージシャンを目指す若い人々は本物を聴かない
そして見ないで音楽家になることができるのでしょうか。
私には録音されたものより生で聴いた時の方がずっと印象に
残っています。だから、過去のどんなに素晴らしい人々よりどうしても
自分が実際に聴いた人々の方が思い入れが大きいのです。
Dizzyは今日も外へあそびに出たがり、テラスの下にもぐりこんで
小鳥を眺めています。
雷がなって、雨がふるかも、と部屋にいれようとすると、飼い主に
反抗して入りたがりません。なんてことでしょ!
まあでも、お客さまの女の子たちになでられてもいい子にしてたからね、
看板猫の仕事はしっかりやってるので、いいか…。
今日のテーマ曲、ドラキュラのブルースにちなんで、おすすめ絵本は、
「妖怪図鑑」 童心社
文 常光 徹 絵 飯野 和好
子どもたちの大好きな妖怪を図解で詳しく解説。
民話もいろいろ入っています。
ますます妖怪が大好きになる絵本です。
Sunset And The Mockingbird(D Ellington)
高地とはいえ山中湖もそれなりには暑いです。でも、都会は
もっとi暑いことと思います。そのような中で大阪では天神祭の
時期、そして我々にとっては敬愛するジャズピアニストの
トミー・フラナガン夫人のダイアナの誕生日です。
happy birthday Mrs.Diana!
都会の暑さから逃れるなら森の中の絵本館に、そして
夏には夏にしか聴けないトミー・フラナガンに因んだ音楽を聴いて
みたいならば、フラナガンの唯一の弟子である寺井尚之さんの
ピアノを大阪のジャズクラブ「OverSeas」に聴きに行きましょう。
森の中の絵本館のまわりではモッキングバードは見られない(?)
ですが多くの種類の鳥の姿が見られます。そして、さえずりも。
( 館長 )
写真の鳥は、網戸越しに撮ったのでぼけていますが、水浴びによく
くる鳥です。
ムクドリくらいの大きさで、赤茶色、目の横に白い線が入っています。
図鑑を見ても名前がよくわからない鳥です。
モッキングバードを 辞書でひくと、マネシツグミと書いてあります。
ツグミは冬にはきているんですけど、それにしても、もどき、なんて
ちょっと、鳥に失礼ですよね。
今日はダイアナの誕生日。
今日のおすすめ絵本も「たんじょうび」 福音館書店
ハンス・フィッシャー ぶん,え おおつか ゆうぞう やく
いつもかわいがってくれるリゼッテおばあさんの誕生日です。
動物たちはおばあさんを喜ばせることをいっぱい考えて…。
おばあさんを驚かせることはできるでしょうか。
一番最後にでてくるのは…、もしかしてあの、ぴっち!?
Half Nelson(M Davis,’47)
昨日の夕方、1週間前にお祭のあった平野天満宮へ行ってみました。
人気のない境内のいっかくに土俵がありました。
先週は夜中に神事が行われたようです。 ( 館長 )
Dizzyがかわいい声でそとに出たいの、とおねだり。
ヒモつきでテラスに出すと、小鳥のエサ台の下で身動きもせず待ち伏せを
しています。
エサ台には届かないのですが、気がつかなくてDizzyのそばに降りてくる
のがたまにいて、ハラハラします。
猫の本能を感じさせられました。
今日のおすすめ絵本は、「生麦生米生卵」 偕成社
長谷川義史・作 斎藤孝・編
本当は、「スモウマン」をおすすめしたかったの
ですが、まだ在庫がなかったので、同じ作者の
楽しい絵本を紹介します。
声に出すことばえほんです。
早口言葉が次々と出てきますが、これがお嫁入り
のストーリーになっていて、おもしろいんです。
漢字表記ですが読んであげれば、年長児さんだって
楽しめますね。
This Is All I Ask ( G Jenkins ’58 )
今日は午前中に臨時休館させていただき、税務署からの事務指導を
受けてきました。
判らないことをいろいろと教えていただきました。
( 館長 )
ささいなことでも判らないことを判らないままにしていると、どんどん
判らなくなりますが、今日は、霧が晴れたような気がしました。
いよいよ明日からは、夏休み期間中、ずっと開館しています。
どうぞ、おこしください。
今日はたいこさん、ビッグバードのいすに座っていますが、セサミストリートの
テーマ曲を作ったトゥーツ・シールマンスと、ビル・エバンスも、今日のテーマの
曲をを演奏しているそうです。
今日のおすすめ絵本は、「しりたがりのこひつじ」 偕成社
エリック=カール え くどう なおこ やく
サンドガード ぶん
こひつじがちょうちょに質問をたくさんしていく、おはなしの
絵本です。
ちょうちょがどうして南へ飛んで行かなくちゃいけないのか、
だれだって、きいてみたくなりますよね。
Cool Struttin ( S Clark ’58 )
パソコンがいうことを聞いてくれず、ブログを2日も休んでしまいました。
実は、昨日7月21日はソニー・クラーク(’31~’63.1.13.
ペンシルベニア州ハーミーニー生)の誕生日でした。
( 館長 )
Dizzyがまだ手のひらにのるくらい小さかった頃から、足にはくっきりと
某スポーツ用品メーカー模様が入っていて、これはクール・ストラッティンだな、
と言っていたのでした。
クール・ストラッティンは、軽やかな女性の足のジャケット写真で有名
なんです。
Dizzyといえば、昨日は木の下にもぐりこんで松やにのような樹液を毛に
つけてしまい、大騒ぎをしました。
なんとしてもとれないので、結局はさみで毛を切ることになりました。
長野ヒデ子さんの原画展がはじまり、お客さまにも大変好評です。
サインをしていただいた絵本が何冊かあり、やはり、それも喜ばれています。
長野さんにわけていただいた絵はがきもありますので、どうぞ見に来てください。
絵はがきは、「たいこさん」、「おかあさんがおかあさんになった日」のおかあさん、
「おとうさんがおとうさんになった日」のおとうさん、エッセイ「ふしぎとうれしい」の
表紙の絵、そして新美南吉記念館からわけていただいた絵はがきセット、が
あります。
また、長野さんご紹介の山田純子さんの植物画絵はがきもあります。
今日のおすすめ絵本は、足つながりで、「あしのうらのはなし」
かがくのとも傑作集 福音館書店
やぎゅう げんいちろう さく
裸足になって過ごしていると、足の裏でいろんなことを
感じる!いろんなことができるってことにも気づく!
足のうらの話から、人類の祖先や、運動の得意不得意
のことまで、考えてしまう。
やっぱり、かがくのともって、すごいなぁ。
※ お知らせ
明日7月23日(水)は、午前のみお休みです。