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I Could Write A Book(R Rodgers,'40)

本を書こう.jpg
手紙などを書くときはほとんど万年筆を使ってます。
かつてサラリーマンだった時も万年筆で記録を書いてました。
(私は)キーボードでは文を書いた気がしませんし、
字も日本語も覚えることができません。
例えば、「あ」という字と「い」という字は書けば明らかに感覚が違いますが、
キーボードだと同じ感触なだけでしょう。
絵だと、道具を使って描くのとCGと、主体となる人の感覚はどうなんでしょうか。
( 館長 )
今日のおすすめ絵本は、長野ヒデ子さんが、大阪に何度も取材に通い、若一の
絵本制作実行委員会の方たちと一緒に作り上げた絵本で、できたての本です。
               「ひらがなにっき」  エルくらぶ
               文・若一の絵本実行委員会  絵・長野ヒデ子
60歳を過ぎてから識字学級に通い、日記を書いてきた一子さん。
学校に行けず、字が書けなかったことで苦労してきたし、悔しい思いもたくさん
してきたのです。
その日記をもとに創作した絵本です。
でも暗い絵本では、ありません。
一子さんは、明るく、愉快なおばあさんです。
関西弁でつづられている日記を読むと、ふきだしたり 大笑いしてしまいます。
一子さんは、孫の司くんの応援もあって、あきらめず、くじけず、字の練習をして
います。
いつもは何気なく使っている 字 ですが、その大切さに気付かされます。
そして、なんで、一子さんは、学校に行けなかったんだろう、と考えます。
おわりに、この本を作るにあたってのお話が書いてあります。
実際に一子さんが書いた日記もあり、読むのは大変でしたが、心動かされます。
多くの人に読んでもらいたい本だなぁ、と思いました。

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