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You Know That(J.R.Monterose)

きのこ’08.jpg
環境のせいか森の中の絵本館の周りにはきのこがいっぱい出ます。
食べられそうなのもいろいろと・・・。 ( 館長 )

きのこは、よくわからないとほんとに怖いので食べはしませんが、黄色くて
おんまりきれいなので写真におさめました。
このきのこをとったのは、カラマツ林です。
Dizzyが一度さんぽから帰って来て、行こうよ!と誘うのでまた森の中に探検に
行ってきたのです。
特に手入れとかもしていない森の中、雑木林とでもいうのでしょうか、自動車道路
にも面しているせいか、心ない人が大昔に捨てたようなゴミをみつけたり、天然の
キャットタワーのような倒木であそんだり。(先日とは違う森の中ですよ。)
Dizzyはどうやら人間と山歩きをするのが好きな猫のようです。
森のキャットタワー.jpg

今日のおすすめ絵本は、「もりのなか」  福音館書店
               マリー・ホール・エッツ ぶん/え 
               まさき るりこ やく
男の子が森の中へさんぽに行ったら、次々と出会う動物たちが一緒についてきて
みんなでにぎやかに行進したんだ。
森の中でおやつも食べて、それからかくれんぼをしてあそんだよ。
でも、お父さんが呼びに来たらみんなはかくれたまま。
今度またさんぽに来た時探すから、まっててね!
Dizzyと森の中をさんぽするのも楽しいけれど、親切な動物たちが会いに来てくれたら
やっぱり、うれしいでしょうね。
りすは木のてっぺんから早く行ってくれないかな、とめいわくそうだったし・・・。
鹿のふんや、木の皮のかじった跡はたくさんあったけど・・・。
もりのなか.jpg


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Jordu(D Jordan,'54)

雹.jpg
今朝がた、ほんの一瞬でしたが雨が雹(ひょう)になりました。
雹って夏の季語なんですね。
かつてトミー・フラナガン愛好会のW氏と一番寒い(ジャズ)アルバムは
なにか?という話になったとき、今日の題の作曲者であるデューク・ジョーダンの
アルバムがそのひとつになったのを思い出します。
寒そうなジャケットNO1.jpg
デューク・ジョーダンももういないのですね・・・。 ( 館長 )

晴れ間もあるのですが、午後にもまた雹が降りました。
不思議ですね、ぱらぱらと音をたててあちこちはねながら地面につくと
すぐに溶けていきます。
まだ、凍りつくほどには寒くないですからね。
Dizzyは今日も朝のさんぽに出かけましたが、雨で早々に帰ってきました。
物足りなかったかも・・・と、ひもに紙ひこうきをつけたものを振り回してさらに
動いてもらいました。
なにしろ体重7、2kg、誰が見ても大きな猫ですから。
ほめられるのは猫にとってもうれしいようで、得意そうに紙ひこうきをつかまえます。
ただ、子猫だったときよりも動きおしみしているらしく、ジャンプしてとるよりも
腹ばいの待ちの姿勢でつかまえようとします。
だから・・・。
動きおしみのDizzy.jpg

今日のおすすめ絵本は、「たのしいふゆごもり」  福音館書店
               片山令子 作  片山健 絵
おかあさんぐまと一緒に暮らしている女の子のこぐまです。
まだ一人で寝ることができません。
小さなベッドはいつもからっぽ。
冬ごもりの準備に出かけて、木の実をひろったりはちみつをとったり、わたもとり
ました。
今夜はごちそうです。
おかあさんは、一緒に遊んだりすやかえるややまねちゃんたちのぬいぐるみを
作ってくれました。
雪が降ってきても、もう準備は全部すんでいます。
ぬいぐるみの友だちと一緒に自分のベッドに入るこぐま、ひとりで眠れるね!
ご夫婦共同の作品です。
お話も、絵も、寒い頃のお話なのにあたたかさが伝わってくるようで、大好きに
なりました。
以前片山健さんの原画展の折にしていただいたサイン入りの絵本が絵本館に
あり、宝物です。
たのしいふゆごもり.jpg






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It's Arin't Necessarily So(G Gershwin,'35)

降雨実験.jpg
今日は明け方まで大粒の雨でした。そして、雨が止むと地響きと轟音が!
どうも国土防衛隊の大砲の練習(演習)のようです。日中も鳴り響いてます。
たまにというかしばしばありますが、全く慣れることができません。
世の中にはどうでもよいこと、それ以上に良くないことがあるものです。
いろいろとね、・・・・・。
予報は晴天だったはず、この轟音はもしかしたら降雨実験かもね!??
( 館長 )
昨日は寒い雨の一日でした。
来てくださったお客さまもゆっくりとくつろいで楽しんでいかれました。
Dizzyはとてもおとなしく一日受付のかごの中で眠っていました。
眠りすぎて、朝はまだ暗いうちから枕元に座っておでこをたたいたり、
髪の毛をひっぱったりしていましたけど・・・。
今朝、雨がやんだのでさっそくさんぽへでかけていきましたが、
一時間ほどで帰ってきました。
台所の窓の下からにゃーにゃー呼んで、あけて!と合図をするので
わかったのです。
かしこいかも…と、親ばか(飼い主ばか)でした。

今日のおすすめ絵本は、「ぼくがラーメンたべてるとき」  教育画劇
               長谷川義史
世界を平和にする本気の合言葉、「いいからいいから」の大ファンです。
読み聞かせのときに何度もとりあげ子どもさんたちと何度も笑いころげました。
でも、いいからいいからは、どうでもいいよ、ということではないんですね。
ラーメンという大好きな、親しみやすいものが題名にあるせいか、手にとって
くださることの多いこの絵本。
ラーメンをたべてるとき、となりの国の子は、そのまたとなりの国の子は、と
思いをめぐらしていきます。
2家族で来られたお父さんどうしが、「この本、重いよなぁ」「そうだよなぁ」と
おっしゃっているのを聞きました。
平和について考えさせられる絵本です。
長谷川義史さんって、硬派ですねぇ。(関西弁のつもり)
ぼくがラーメンたべてるとき.jpg


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Nature Boy(E Ahebez,'46)

自然児.jpg
看板ねこのDizzyはほぼ毎日近くの森の中に散歩に出かけます。
なかなか戻ってこずどこへ出かけるのかと追跡しました。
いろいろなところをさまよい歩き海までは行ってないとは思ってましたが、
我が道を行っているようです。
人間の方は田舎暮らしとはいえいろいろあるのに、都会の猫よりず~っと
自由!自由!                        ( 館長 )

さんぽに出かけたDizzyが入口まで戻ってきてのぞきこみ、一緒に行こうよ!
と誘うのです。(たぶん)
それで、ついて行ってみたら、裏の森の中に入っていきます。
少し歩いては立ち止って振り返り、ついてきてる?という顔をし、こちらは
木の枝をかき分けながら入っていきました。
ななめに倒れた木にかけ上り、上から見下ろしてどうだ!と得意そう。
斜面を走り回って勢いあまって太い木にしがみついて止まったり。
絵本館を見下ろす日当りのいいはらっぱに出ると、はらばいになって
待ち伏せごっこ。
ここがDizzyの遊び場だったんだね!

Dizzyについて行って森を抜けたところにぽつんぽつんと別荘の建物があり、
そのはずれにもっと奥の森へとつづく入口を発見!
きれいな森というか、林というか、山というかが続いています。
今度、探検したい!わくわくしました。

今日のおすすめ絵本は、「こんにちは、長くつ下のピッピ」  徳間書店
               アストリッド・リンドグレーン 作
               イングリッド・ニイマン 絵  いしいとしこ 訳
Dizzyは自然児、というより野生ねこのようですが、子どもらしい子どもという
ことならば、ピッピは、魅力的な子どもです。
ピッピにはお父さんもお母さんもいないので、注意されたりしません。
とっても強くて力持ちで、そのうえお金持ちです。
なんでも自分でやります。
おもしろいあそびを考え出すのも得意です。
そんなピッピがとなりに引っ越してきたら、どんなに楽しいことでしょう。
この絵はスウェーデンで最初に絵本が出された時の絵本作家によるもので
ピッピといえばこの絵で子どもたちは馴染んでいるのだそうです。
長くつ下のピッピ.jpg


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Ko Ko(C Parker)

盛京亭への道2.jpg
京都です。
昼食も京都でした。
とても不思議なところにありました。
因みに中華料理屋さんです。
盛京亭への道1.jpg
ココです。大通りを奥に入った小路のつきあたり。
大阪のレコード屋さん「三村堂」のカリスマジャズレコード店主の三村さんに
教えてもらいました。
京都の地元の方からもよくここへ来たもんやと、ほめられ、教えてくれた三村さんも
たいしたもんやとほめられました。 ( 館長 )

昨日までの青空とはうって変わって、今朝は曇り空、昼からは雨も降り出しました。
Dizzyは朝早くからさんぽに行きたいと枕元に座り、人のおでこをたたいて起こして
いましたが、1時間くらい森の中をかけまわってあそんできたら満足してかえって
きて、今は受付のかごの中で眠っています。
顔をまじまじと眺めてみたら、右側の眉毛がなくなっています。
いったい、どこでぶつけてきたんでしょう?
なにしろテーブルの下に頭をガンっとぶつけても知らん顔している子ですから・・・。
お客さまがおいで!といっても寄っていきませんが、指先を見せると鼻を近づけるのが
くせで、その他は愛想なしの看板ねこです。
IMGP1934.JPG

今日のおすすめ絵本は、「変なお茶会」  絵本館
               佐々木マキ
不思議な雰囲気の絵本は・・・?と見回したら、ありました。
こういうのがナンセンス絵本っていうのか、と納得しながら楽しみました。
不思議な乗り物に乗っていろんな人たちが世界各地から一年に一度のお茶会に
やってきます。
乗り物いっぱいにおいしいココアもでてきて、実は子どもたちに人気なんですって。
布張りのおしゃれな装丁のすてきな絵本です。
変なお茶会.jpg


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Sing,Sing,Sing(L Prima,'37)

八坂神社.jpgカントリーイン八坂.jpg
京都へ矢合直彦さんの展示会を見に行ったので近くの八坂神社や
円山公園を散策しました。
公園では西洋人さんがカントリー風のものを歌ってました。
上手でしたがどうもカントリーは得意でなくて・・・。
ビル・クロウ著・村上春樹訳・和田誠絵の「ジャズ・アネクドーツ」
だったかこれもうらおぼえ、ジーン・クルーパだったかバディー・リッチ
だったか忘れましたが、入院した際アレルギーの有無を尋ねられ
「カントリー」と答えたとかというのを思い出しました。      ( 館長 )

京都、大阪は滞在した日に急に寒くなったとかで、しきりにそう言われるのですが
私たちにとってみれば暑いくらいでした。(厚着もしていましたし・・・)
山中湖に戻ってみたら、建物の中の気温が3度でした。
朝方の冷え込みは厳しかったらしく、霜がおりて日蔭は土がもう凍ったままです。
庭の花たちもだいぶ霜にやられてしまいました。
夏、秋の花はもう無理とは思いながらもまだ咲いているし・・・と残してあったのが
凍っていました。
茎の中まで凍るんですねぇ、はさみでも切れませんでした。
寒さに強いのはやっぱり、パンジーとか、ツタとかですね、ホント、えらいです。
あと、部屋の中に入れたものはまだ元気です。
部屋の中もマイナス5度より下がるとあぶないですけど、まだ大丈夫です。

館長が毎朝せっせと薪を運んでストーブをつけているので、館内は暖かです。
テラスも日が当っているときは気持ちよくひなたぼっこができますよ。
松ぼっくりのクリスマスツリー作りもやっていますので、どうぞ、おいでください。

今日のおすすめ絵本は、「おとうさんの庭」  岩波書店
               ポール・フライシュマン 文  バグラム・イバトゥリーン 絵
               藤本 朝巳 訳
動物をかわいがり、子ブタや子牛が大きくなっていくのが何よりの楽しみ、という
農夫がいました。
3人の息子たちも働き者で、一日中歌いながら働いていました。
ところが、大干ばつになり、エサもなくなり、食べ物もなくなり、動物たちも、そして
農場も手放さなくてはならなくなりました。
小さな家の生垣を剪定していると、動物が見えてきました。
息子たちが仕事を選ぶ時も、生垣の剪定をしていると、不思議と見えてくるのです。
そんなわけで長男は御者に、次男は船乗りに、そして三男はバイオリン弾きに
なりました。
りっぱになって帰ってきた息子たちはどうして生垣が自分たちにピッタリの仕事を
教えてくれたのかを知ります。
生垣の中に見えたのは、自分たちの心の底にあった願いだったのです。
おとうさんが育てている生垣を見て、息子たちはお金を出し合いました。
生垣の動物たちでなく本物の動物たちをプレゼントしたのです。
それがおとうさんの長年の願いだと、わかったからです。
農場を手放さなくてはならなくなって、おとうさんの気持ちを思うとやるせない
気持になってしかたがなかったのですが、アメリカの開拓時代の話です。
天候に左右されてつらい思いをしなければならなかった人たちはたくさん
いたのでしょう。
それにしてもいい息子たちで、やっぱり心あたたまるお話なのでした。
おとうさんの庭.jpg
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Let's(T Jones)

大阪1.jpg
大阪にあるトミー・フラナガン唯一の弟子寺井尚之さんのジャズクラブ
オーバーシーズへ行ってまいりました。
トミー・フラナガンの香りをたっぷりと堪能させていただきました。
そしてきょうそのオーバーシーズでフラナガンのトリビュートコンサートがあります。
矢合さんイン京都.jpg
京都では森の中の絵本館で「あめふりくまのこ」原画展をさせていただいた
矢合直彦さんの陶器の個展が開催されています。
平安神宮の近くでした。                  ( 館長 )

盛りだくさんの研修旅行で、大阪の人権博物館というところにも行ってまいり
ました。
夏に原画展をさせていただいた長野ヒデ子さんが何か月も大阪に通って取材し
出版されたばかりの「ひらがなにっき」に感動して行ってきました。
この場所は水平社の発祥の地で、以前行ったときは識字学級の生徒の人の
作文がたくさん展示されていてやはり涙しました。
リニューアルされていて、差別も部落問題だけではなく、様々な差別を取り上げ
わかりやすく説明されていました。
長野ヒデ子さんが識字学級を取り上げ「ひらがなにっき」、荒井良二さんが屠場を
扱って「いただきます」を描き、西村繁男さんが「もうひとつの日本の歴史」という
絵本を作ったと、長野ヒデ子さんからお話を伺っていたのでぜひ行きたかった
のです。

今日のおすすめ絵本は、再び、「ひらがなにっき」  エルくらぶ
               文・若一の絵本制作実行委員会  絵・長野ヒデ子
この絵本は今83歳の吉田一子さんのひらがなでつづった日記ををもとに構成し
つくられたものです。
貧しくて小さい頃から働いていて学校へ通えなかった一子さんは、孫が識字展を
見てきたことから識字学級に通い出します。
日記を書くといっても文章にするのもまず大変なこと、孫のつかさ君に話をして
文にしてもらったものを書いていたといいます。
字が書けないために不便なことって、こんなにあったんですね。
腕のいい職人だって資格をとるのがたいへんです。
運転免許もなかなかとれません。
銀行で自分のお金もおろせません。
一子さんが生活の中で本当に憤って書いた日記は、文章が多少へんでも心うつ
ものがあります。
実行委員会の人たちと長野さんが絵本を作り上げていく作業はとても楽しかったと
書いてありましたが、とても大変な作業だったのではないでしょうか。
関西弁のおもしろさとユーモアが入って、とても読みやすくわかりやすく、しかも
考えさせられる絵本となっています。
ひらがなにっき.jpg


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East of The Sun(And West Of The Moon)(B Bowmann,'34)

くんぺい童話館.jpg
月の西.jpg
八ヶ岳山麓の見学の続きです。
「くんぺい童話館」はもう17、8年前に訪ねた時も、昨年も残念なことに休館でした。
そして、ことしも!残念!              ( 館長 )

森の中の絵本館としては12年の歴史があるものの、新米の私たちにとって
全国の絵本美術館を見て回ることはとても勉強になります。
そして、なにしろ楽しいですし。
たいてい休館日が同じくらいの曜日のところが多く、また冬は冬季休館に
なってしまっていて(森の中の絵本館と同じです)機会が少ないのです。
でも、また機会を作って見学に行きたいと思っています。

今日はいいお天気になりました。
晴れの日がつづくようですね。
今週中ごろには最低気温がマイナス5度との予報が出ていて、いよいよか、
と身がひきしまる思いです。

くんぺいさんの絵は森の中の絵本館でも数点飾らせていただいています。
以前くんぺいさんの絵本の原画展をさせていただいたそうです。
私は保育園につとめていたとき、「くろねこかあさん」を子どもたちに読み
聞かせるのを楽しみにしていました。
だって、よく笑ってくれましたから。

今日のおすすめ絵本は、「びりびり」  ビリケン出版
               東 君平
びりびりという名前をつけたら歩き出し、勝手にぼくのものをいろいろ食べ出して
しまった。
とりかえそうと半分にやぶくとまた、小さなびりびりになって歩き出す。
テンポのよいことばと、くりかえしで楽しく読めます。
小さくなったびりびりはどこまで逃げていくのでしょう、つかまるのかな。
24歳のときの絵本をトムズボックスの編集で2000年発行したものです。
びりびり.jpg


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Bird Song(T Jones)

薮内美術館.jpg
今日11月16日で敬愛するピアニスト=トミー・フラナガンが亡くなって
7年になります。
その年の3月に最後にお会いしたことや、亡くなったことを知った日に
反基地のデモに行き、その帰りにトミー・フラナガン愛好会のW氏らと
餃子とビールで偲んだこともつい最近のことのように思います。

この写真は動物画=特に鳥類で有名な薮内正幸さんの美術館です。
先日見学に行きました。 ( 館長 )

ジャズを聴くのが大好きという方も、あまり聴いたことはないという方も
よかったら森の中の絵本館で聴いてみませんか?
ただ、ジャズといっても流れているのはデトロイト・バップのジャズが多いと
思いますが、いいものですよ。

例年になく美しかった紅葉ももう終わりに近づいています。
葉が落ちて木の枝に目立つのは小鳥たちの群れ。
エサ台のひまわりの種を食べつくすと、落ちてるかもしれないと探して
ばたばたと何羽もがさわぐので、またひとつまみやりに行きます。
野鳥の図鑑.jpg
これは、「野鳥の図鑑」  福音館書店
     ●にわやこうえんの鳥からうみの鳥まで●
     薮内正幸 さく
就職してまだ新米の保育士だったころ、いろんなことが勉強したくて
野外活動指導者養成講座というのに通っていたことがあります。
そのとき、買い求めたのがこの図鑑でした。
薮内さんのものだから買おうということではなかったのですが、
この図鑑には本当にお世話になりました。
今もいつも手元に置いてみている本です。

薮内正幸美術館で原画の展示があったのが今日のおすすめの絵本です。
           「きょうりゅうのかいかた」  岩波書店
           くさの だいすけ ぶん  やぶうち まさゆき え
           岩波の子どもの本
動物好きの子どもたちのお父さんがきょうりゅうの子どもをもらってきました。
自分たちでちゃんと飼うんだよ!って。
飼うにはいろいろな準備がいります。
友だちもいっぱい来て手伝ってくれます。
市役所の人もお医者さんも協力してくれます。
うちもでき、トイレも池も作り、予防注射もしたのにどんは元気がありません。
運動不足ですって。
山の湖までハイキングへ、みんな楽しそう、どんも元気です。
いいなあ、あしたはなにしてあそぼうかなぁって、うらやましいな。
恐竜好きのそして動物好きの子どもたちへ、届けたい絵本です。
薮内さんが43歳のときに描いた絵本だそうです。
きょうりゅうのかいかた.jpg


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The Way You Look Tonight(J Kern,'36)

矢合直彦絵はがき.jpg
森の中の絵本館では本日から「あめふりくまのこ」の絵本でおなじみの
矢合直彦さんの絵はがきの原画展です。
そんなわけで昨夜は展示替えをしていたので恒例の湖畔への散歩はしませんでした。
富士山はどのくらい白い部分が占めたでしょうか。
この富士山は数日前のものです。 ( 館長 )
11月の富士.jpg

今日から矢合直彦ポストカード原画展をしています。
展示室2、でやっています。
ふくろうや猫をモチーフにしたものです。
また、矢合直彦陶展が、11月18日(火)~23日(日)京都アートスペース東山で
開催されています。

時々日は差すもののくもりの天気の午前中、午後はとうとう雨が降ってしまいました。
昨日から朝、霜が降りています。
いよいよ鉢植えを室内に入れなくてはなりません。
無事に冬を越せるかな今年も!
マイナス18度はきびしいからね!
Dizzyは実は外も中も自由に出入りしたいらしいのです。
出入りをくりかえしたあと、きげんよくかごの中に入って寝てしまいました。
でも、ここでねこの出入り口なんて作ったらどんな動物が入ってくるかもわからず、
おそろしくてそんなことできませんからね!Dizzy!

今日のおすすめ絵本は、黒井健さんの絵本の中から
               「かぜのひの ころわん」  ひさかたチャイルド
               作/間所ひさこ  絵/黒井 健
黒井健絵本ハウスにもかわいいころわん(ぬいぐるみの)がいましたが、ころわんは
ころころのちゃいろのこいぬです。
やさしいおかあさんと一緒で、いぬやねこの友だちもいっぱい。
ころわんシリーズは月々の季節ごとにあり、「かぜのひの ころわん」は、ちょうど
今くらいの季節かな。
木枯らしとかけっこしてあそんだり、冬眠しようとしているかえるさんと会ったり。
絵もかわいいけれどお話もやさしさにあふれています。
かぜのひの ころわん.jpg

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