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So Long Eric(Don't Stay Over There Too Long Eric)(C ingus)

森の中の絵本館のオープンと同じ2007年からのカンバン猫のディジーが10月27日の朝亡くなりました。
可愛がってくださった皆さまほんとうにありがとうございました。
絵本館を掃除していてもどこからか今でも飛び出してきそうな気配がいたるところからしています。
ディジーとのことで思い出すのは2011年の3月11日のことです。
揺れが激しい中にディジーが上の階から降りてきて2人で外で揺れが収まるのを待ってました。
まだディジーは3歳だったのですね。
Dizzy(2007.3.16.山 梨県富士吉田市生-2016.10.27.山中湖村)
Kurzは元気にカンバン猫として頑張ってますよ。
ディジーくんありがとうございました。
忘れないよ。 ( 館長 )

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いつものように朝が来て、夜中ディジーがふとんに入ったり出たりして
あいかわらずの夜だったと思っていました。
いつものように朝ごはんのあとは、さんぽ。
リードをつけて、クルツと一緒、絵本館のまわりをぐるっと
いつものようにゆっくり見まわり、裏にまわって森のはじっこに入って
用をたし、ほんとは森の中の散歩もしたいんだよ、と文句を言っていました。
いつものようにね。
畑仕事に行くからと、車のドアを開けると、いつものように
これは大変、車に乗せられては大変!と家にいちもくさんに帰ろうとしました。
もう何ヶ月も乗せられてないのにね。
ドアの前で、ちょっと待って、毛をすいてあげるから。
館長にきれいにしてもらっていたら、いきなり倒れたのです。
う〜〜。う〜〜。とうなり、呼吸ができなくなりました。
何かつまったのか、とも思いましたが、そういうわけでもなく
みるみるうちに力がぬけて、ぐったり。
鼻と口に息を吹き込んでも、もうだめでした。
あまりに急なことで、ただおどろいて、ディジーを抱いて
ぼうぜんとしました。
お医者さんにつれていくようなことにもなりませんでした。
ご近所の猫仲間でもある友人に電話すると、お花やお線香を持って
来てくれました。
夕方までお別れをして、ディジーは、今、絵本館の庭のお墓の中に眠っています。
森の中の絵本館のあちこちに、ディジーとの思い出がたくさんあります。
ディジーがいなかったここの暮らしは想像もできないし、愛し愛された
確かな思いがあります。
猫を飼う初心者だった私たちの不器用なあつかいでか、もともとの性格だったのか
ちょっと面倒くさい、あんまり猫らしくもない子でしたが、
何しろ見た目が美しくりっぱで(親ばか)よくしゃべる猫でした。
文句を言いながらも、根気よく私たちのことを待っていてくれて、
やっと終わったの?じゃ、今度はぼくの言うこと聞いてよね、というようす。
たぶん、自分でも猫というより、人間だと思っていたのかもしれません。
箱入り息子で館長と3人で仲良く暮らしていましたが、
3年前から、テラスに居ついて入れて!とやってきたクルツが仲間入り。
最初は怒ってましたけど、まあクルツいてもいいよ、になり
人なつっこいクルツを見て、ディジーも徐々に人間に対して人なつっこく
かわっていきました。
そんなに気安く近づかないでよ、という態度はありましたが
クルツと追いかけあってあそんだり、機嫌のいいときは甘えるクルツの
顔をなめてやったりするほどにはなっていました。
今、クルツは、やはり猫らしい猫ですから、何がおこったかもわからず
あれ?ひざの上にのるのぼく一番でいいんだっけ?
あれ?ごはん食べられないようにかくしておかなくてよかったんだっけ?
気を使う相手がいなくなって、なんだか、拍子抜けな感じ。
それでも、やはり、ひざの上にクルツに来てもらうと、なぐさめられます。
ほんとうに、いつもと同じ明日は、ないのですね。
毎日を大切に大事に暮らしていかないと、いけませんね。
まだまだ胸がうずき、自然と涙していることも多いですけれど。
今まで出会ったたくさんの方々、ツィッターで見守っていてくださった方々に
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。 ( ディジーにかわりまして絵本館のおばちゃん )

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