SSブログ

森の中の絵本館冬季休館中、なんとかおだやかに暮らしてます

森の中の絵本館は冬季休館です。
標高の高い山中湖村ですから、山梨県の中でも最低気温の一番目を記録して続けています。
それでも今年は、なかなかまとまった雪が降らず、雪が少ないに越したことはないのですが、このままで終わるわけはないよねと、村の人に会えば、そう言う話になります。
畑は地面がもうコチコチでなにもありませんし、寒いからといってこたつにずっと入りきりでは運動不足になるし、雪のないのをいいことに、寒くない時間を選んでさんぽを楽しんでいます。
道祖神ごとに御神木を立てて飾っているのも、今年はあちこち見に行きました。
夕方のどんど焼きは、さすがに寒さに負けて行きませんでしたが。

猫たちも、なんとか平和に暮らせています。
うち猫のふたり、ビティとトミー。
おさるのように背中に飛びつき肩に乗るビティは、わたしが何かしていると思うと、ちょっと遠慮して離れたところから、じーっと見つめているのですが、もうどうにもたまらなくなって、撫でてちょうだい!構ってちょうだい!となります。
しばらくは何もできないくらいのスリスリ攻撃です。
膝の上にのって寝てしまうこともありますが、たいていはおもちゃをくわえてきて、投げて取ってくる遊びをしばらくやらされます。

トミーさんの方は、外猫さんたちが気になります。というか、一緒に猫缶食べたい!チュールももらいたい!食い気に走っています。
コテージの餌もらい猫でしたから、人間の食べ物も気になります。
しょっぱいし、ほとんど食べられないものばかり。
うちに来たばかりのとき、料理中のちくわをくわえていすの下にもぐりこんでうーうーいってたし。
でも、食事前にちょっとおやつをやることで、私たちも落ちついて食事できるようになりました。
抱いて取り押さえて爪切りを頑張ろうとすると、ものすごい抵抗にあい、爪が切れずにいたのですが、爪切りしていた館長のところへやってきたので何気なく足を持ち上げチョン!
そしたら、なんてことなく切れたのです!
なんだ、押さえられるのが嫌なだけだったんだと、わかりました。
まだ、おそるおそる、ですが、切れるようになりましたよ!

トミーにくっついて眠りたいビティですが、甘えていると突然噛まれたり、寝ているところをそこどけ!と襲われたりもします。
それでもトミーの機嫌が良いときを見計らってくっついています。
たぶんトミーにとってみたら、遊んで!とちょっかいだしてくるビティがうっとうしいときもあるでしょうし、ビティの遊びは相当激しいし。
まあ、でも、それほど仲が悪いわけではないから、良しとしましょう。

外猫さんたちの暮らしは、きびしいです。
山中湖村は最低気温−18℃までになるところです。
毎日冷え込みがマイナスですし、昼間もそれほど気温が上がりません。
それでも、お日さまが出ればひなたぼっこし、何よりフェンとクロちゃんのふたりが仲よし。
寝どこは物置小屋の中で、ウレタンマットで手作りしました。
毛布を敷きつめ、頂きものの湯たんぽを毎晩入れてやります。
昼間でも水はすぐ凍ってしまいますが、朝、晩お湯を入れてやります。
湯たんぽ取り替えのとき、猫缶のウェットフードや、チュールをやります。
タヌキが小屋に入ってから、カリカリのごはんも出窓に食べに来てもらって、夜は片付けます。
一度、フェンだけが姿が見えなくて、探し回りましたが、探しているから帰ってきたよ、みたいに戻ってきて、安心したり、なんてこともありました。
ふたりでぴったりくっついて、お互いの体温で温め合いながら眠ってるんでしょうね。
まったく違う育ちの野良猫さんが、年も違うのに、こんなに仲よくなるなんて、本当に不思議です。
でも、微笑ましいです。
もしかしたら、クロちゃんは体も顔も小さいし、まだ子猫くらい若いのかなと思うこともあります。
鳴き声もかわいいですしね。

冬季休館の冬ごもり。
今年も、寒いけど寒いなりに、冬ならではの楽しみもいろいろ見つけて、ていねいに暮らしていきたいと思います。
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。