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西村繁男さんの絵本原画展はじまりました

しばらくお休みをいただき、原画展準備をさせてもらっていましたが、今日から、はじまりました。
森の中の絵本館、西村繁男 絵本原画展。
山中湖村といえども、やはりいいお天気で、暑いことは暑いですが、でも、町なかに比べたら、ずいぶんと涼しいほうではないでしょうか。
森のしっとりとした木々の間を抜けて、風が吹いてきます。
夕立があったあとは、さらに涼しくなるのですが。
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それでも、朝晩は、窓を開けたままで寝ていたら寒くなるので開けていられませんし、毛布じゃないと寒いし…。
なんて言っても、やっぱり、人に会えば、暑いですねぇ、山中湖でこんなに暑いなんてねぇ、って言ってしまうんですよ。
絵本原画の企画展です。
西村繁男さんに、「せいだイモのはなし」の原画、全ページ分を、お借りしました。
展示室1と2に、展示しました。
「せいだイモの話を伝える会」絵本制作委員会が、つくった絵本で、文は、西村さんと同じく藤野にお住いの、丘 修三さんです。
上野原では、芋大明神があったり、龍泉寺ではイモ大明神まつりがあったりと、今では忘れられている、江戸時代の甲州の代官だった中井清太夫のことを大事にしてしていました。
飢饉から庶民を守ることに身命をかけた中井清太夫の業績を伝え、郷土の歴史の一端を、子どもたちにも知ってもらいたい、との思いでつくられた絵本です。
本屋さんで売っている本ではありませんが、だからこそ、たくさんの人に、みてもらいたい。
知ってもらいたいと、思いました。
わたしは、もともとは、保育士ですが、絵本の読み聞かせが大好きなので、観に来ていただいたお客さまには、ご迷惑にならないようにですが、うしろで、ナレーションを入れさせてもらいます。
また、展示室3には、やはり西村繁男さんの作品で、「ピチクルピチクル」を展示していますが、こちらは、擬音語ばかりでできている絵本。
実は、2、3歳のお子さんにも楽しめる絵本なのです。
西村さんの絵本の中では、異色の版画作品で、虫たちが生き生きと描かれています。
これがまた、美しくて、ユーモアがあって、わたしたちは、大好きな作品です。
西村繁男さんが、山の中に住んだからこそできた絵本だとおっしゃっています。
原画を観て、読み聞かせも楽しんでいただいたら、図書室や、館内のいろいろなところで、ゆっくり、絵本を読んだり、窓の外の緑を眺めたり、小鳥たちがエサを食べにくる様子を眺めたり、楽しんでくださいね。
わたしは、お菓子をつくるのも好きなもので、すこーしのお茶菓子で、お茶もお出ししますね。
もしかしたら、のんびりしたかったのに、うちの猫たちが、遊んでほしくてついてまわるかもしれません。
1歳をちょっとすぎたけど、まだまだ子猫気分の抜けない、ビティ。
1年前までは湖畔のコテージのあたりで野良猫暮らしをしていた、トミー。
ふたりとも、人が大好きで、だれか来た!と思うと飛んできて、顔をくっつけ、頭をこすってごあいさつする子です。
座っていると、いつのまにかひざに来ていたり、なでられると、うれしくてついはしゃいでしまったり。
何より、遊んでほしくて、遊んでほしくて、疲れ知らずに、あそびつづけます。
もし、猫が苦手でなかったら、あそんでやってください。
夏の期間は、金曜日から月曜日までやっています。
お盆の8月14、15日もやっています。
どうぞ、あそびにいらしてください。
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